ソフトバンクでiPhoneの契約をしています。いわゆる3大キャリアっていわれてるドコモAUソフトバンクの毎月の料金がけっこう家計を圧迫しますよね。
毎月7GBなんて使わないんだから、たくさんの子供を食わせているお父さんとしてはもっと半額ぐらいに下げてほしいなあって思いますが、男女関係にしろ携帯電話の契約にしろ「釣った魚には餌をやらない」っていう原理原則そして法則鉄則が働きます。
つまり既存客にはサービスの内容を濃くすることはしても料金を下げることはしない。当然といえば当然です。
キャリアはユーザーを囲い込むために年々新規契約の特典は手を変え品を変えいろいろ付けますが、既存のユーザーには契約内容を厳し目にすることはあっても緩めにすることはありませんね。
そんな真綿で締められる感覚から開放されたいっていう気持ちをいだいているけど、今話題のMVNO(いわゆる格安SIM)ってどうなんだろって踏み出せない人も大勢いるんでしょうね。
でもこの記事を見つけた時点でもう踏み出したようなものです。
受動的に高い契約料金で縛られ続けることもできたのに、能動的に格安SIMってどんなものなんだろうって思ってきっとこの記事に到達したでしょうから。
さて格安SIMとはそもそもなぜ格安かというと大手キャリアから安く回線をまとめて借り受けているからだそうです。
まあ例えて言うならスーパーのプライベートブランドみたいなものでしょうか。
メーカーブランドだと高いものが、ほとんど同じものとしか見えないようなものがスーバーのPBになるだけでなぜか安くなるというものです。
あれと同じように考えれば概ね間違ってはいないでしょう。
つまり品質はほぼ同等だけど流通ルートが違うから安くなるというものです。
ただし品質の程度は同等と言っても多少違いがあることを承知しておいたほうが良いです。
大手キャリアから回線を借り受けている格安SIMサービス会社の回線は大手の回線より通信回線が混み合っている場合があります。
例えば人口が密集していて格安SIMを使う人の割合が比較的多い地域とそうでない場所ではその通信速度に多少の優劣が現れることがあります。
また格安SIMはそのコストを安く抑えるために様々な手間を省く工夫をしています。
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MVNOの二大特徴
窓口が基本的にない
三大キャリアはその申し込み方法で多様性を受け入れているためにその人件費負担をお客様に転嫁しています。
最初に携帯電話を申し込むときもドコモAUソフトバンクだと直営店にしても代理店にしても窓口でたくさんの書類に書き込んでたくさんの説明を聞かされます。そして最後にたくさんの署名をさせられます。
そのときに対応するお店の店員さんの人件費がいちいち携帯電話料金に乗るのです。
また解約するときも電話一本やメールやらサイトからではできません。窓口にいかないと解約できません。
ただ逆に電話機の操作でわからないことがあったり、契約内容についてわからないことがあるときに営業所の窓口にいけば親切に教えてくれるというありがたい点もあります。
つまり携帯電話に詳しくなく、機種が新しくなるたびに店員さんに使い方を聞かないとどうにも操作ができなくて困るという人はこれまでどおり通常のドコモAUソフトバンクなどの会社と契約し続けて使うほうが割安と考えることもできます。
クレジットカード払いである
もう一つがクレジットカードでの支払いが前提条件であるという点です。
窓口で契約することができる通常キャリアであればその場で支払い方法を選択せず、とりあえず請求書を自宅に送ってもらうという選択肢があります。
送られてきた請求書を金融機関やらコンビニやらに持ち込んで毎月払っているという人もいるかもしれません。また銀行口座振替払いをしている人もいるかもしれません。
もちろんクレジットカードでの支払いもできます。
つまりドコモを始めとする三大キャリアは支払い方法を幾つかの中から選択できるのです。
しかし格安SIMいわゆるMVNOはクレジットカードのみの選択肢です。これもコスト削減の一貫でしょう。
クレジットカード払いのみにしておけばお客さんの支払い能力の審査はクレジットカード会社或いはその与信会社が行ってくれます。
MVNOの会社はクレジットカード会社に支払いを代行してもらうだけで料金を回収できるわけです。
もちろん手数料は払うでしょうけど支払い方法を多様化して人件費がかかるより手間いらずでコストが安く済むのです。
まとめ
このようにして格安SIMの提供会社はコストを抑えてお客様に支払わせる額も抑えています。
自分で設定できるならもちろん、スマホ代を安くできないだろうかと毎月のように試算しているような人は一度MVNOを検討してみる価値はあると思います。
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