アンドロイドカーナビを便利に使うんだったらAGAMAランチャー一択らしいが本当かというお話。
結論を先に述べてしまうと「ぜんぜんそんなことない」という個人的な感想。
ではその根拠についてお話する。
【関連】
約1年Microsoft Launcher
見た目はスマホみたいだが不満はなかった
遡ること1年ぐらい前(2020年12月)に新車を買うと同時に新しいアンドロイドカーナビを入れた。
ただそのカーナビのホーム画面がどうにもお粗末でMicrosoftランチャーというスマホ用のホームアプリに変えてみたところすこぶる良かった。
あまりに良かったので自分のスマホのホーム画面も同じものにしたぐらいだ。
さらにカーナビのホームアプリをMicrosoftランチャーにすると良いですよという内容で動画も公開させてもらった。
Agamaランチャーを視聴者コメントで勧められた
でだ。
上記動画にコメントをもらったんだ。「ドロナビのランチャーならAGAMA一択やで」と。
ほう。
そんなに勧めるなら使ってみようではないか。ということで素直な自分は使いもせずに放置するようなマネはせず勧められたとおり使ってみた。
Agamaランチャーの特徴
普通のカーナビっぽい
画面を見るとなんとなく普通のカーナビのホーム画面ぽい。っていうか普通のカーナビなんて最後にカロッツェリアを捨てて以来使ってないから知らんけどなんかそんな気がする。
つまり安物の中華ナビっぽくないということでもある。
かっこいい
安物の中華ナビっぽくなく普通の市販ナビっぽいということはそれなりにかっこいいという意味にもなる。
これは彼女とか隣に乗せたらテンションも上がってネオン街に消えたくなるネ。
アプリのショートカットを6個ぐらい登録できる
そのホーム画面は中央の◎から放射状に左右各3個で計6個ぐらいアプリのショートカットを登録できるようになっている。ただ6個目はアプリ一覧に固定されているようだから実際には5個だ。
自分は特によく使うYouTubeやらアマゾンプライムビデオやらラジオやらを登録してみた。
アプリ一覧を呼び出すアイコンもある
もちろん5個ぐらいのアプリショートカット登録では足りないという人のためにアプリアイコン一覧を一発で開けるショートカットもデフォルトで画面にあるから大丈夫だ。
真ん中にはさまざまな情報を切り替えで表示可能
▼時速表示
▼ナビ表示ではあるが次に曲がるところと案内してくれるわけではない。
中央にはデフォルトで時刻を表示し、秒針の代わりにインジケーターが円を描くように表示するようになっているがそれのほかに速度だったり進行方向だったりと切り替えて好みの表示に変えることができる。
もちろん全体のカラーも好みで変えられる。
有料だが1ヶ月の試用期間
これだけ機能が揃っているのだからタダというわけにはいかない。
だが290円の買い切りという安さだ。(2020年1月時点)
1ヶ月の試用期間中は起動時にこの画像のように中央にTRIALと表示されて今すぐ買うで支払うか、右上のXをタップしないとなにも操作できないようになっている。
約1ヶ月使ってみた結論・・・それほどでもない
すぐ呼び出せるショートカットが少ない
すぐ呼び出したいのは
- YouTube
- Amazonプライムビデオ
- Amazonプライムミュージック
- YouTube Music
- ラジオ
- Google Maps
- Yahoo!マップ
- Bluetooth接続設定
ぱっと思いつくだけでも8個ある。ショートカットが5個ぐらいでは足りないではないか。
中央にある情報そんなに重要じゃない
中央に時計表示することができるが、時計は自動車のサブ画面ででるしカーナビのステータスバーにもちょっと小さいながら常時表示されているので中央に表示されているからといってそんなに助かるわけでもない。
中央に速度表示することができるが速度は運転席の正面に常にあるし正面の景色の次に視線が常に行き来しているはずなのでカーナビの中央にあったからといってそんなに助かるわけでもない。
中央に進行方位を表示させることができるが、気になるときはマップアプリ開いてみればいいので中央に常に表示されたからといってそんなに有り難みを感じるかというとそうかなという思いでいる。
中央にカーメーカーのロゴ表示をすることができるというとまるで純正ナビのように錯覚するかもしれないがインタラクティブな情報を表示せずに静的にロゴを表示しているなんて愚の骨頂としかいいようがない。
メディア再生中にトラックを切り替えるときウザい
1点我慢できない点がある。
YouTubeにしても音楽再生にしてもとにかくあるメディアアプリを再生しているときに次のトラックへジャンプするときってあるよね。
そうするとこのAgamaランチャーは画面の中央にデカデカと次のトラックの情報を数秒間表示してくれるんだ。それがなにもない画面、たとえばホーム画面のときだったら特に気にならないんだけど、YouTubeを再生しているときにも次のトラック情報をでかでかと表示するものだから肝心の動画がその数秒間見えなくなるんだ。
これには閉口した。このときだけは絶対金払ってまで使うもんかって誓った。
買い切り価格は高くはないが要らない
有料アプリでも買い切りでしかも290円(2020年1月時点)という価格はほぼタダ同然といってもいいだろう。
だがどうか。
要らないかなあ・・・まだ1ヶ月使い倒してはいないけどう~ん・・・
ナビのホーム画面がカッコよくなったからってオレ自身がカッコよくなったわけじゃないし、それよりいろいろ工夫して楽しんでるほうがクールじゃね?って思うから要らない。
お仕着せのホーム画面な感じがして好みじゃない
さっきも触れたかもしれないけど、ホーム画面によく使うアプリを配置できる数が少ないというデメリットと、好みのウィジェットを自由に配置できないっていうのが致命的だな。
Microsoftランチャーが最高とはいうつもりないけど、アイコンが全面にあれば呼びたいアプリを1アクションで呼べるから楽なんだよね。
ということで結論はせっかく「一択やで」と勧めてもらったけど今まで通りMicrosoftランチャーを使い続けることにする。