GoogleのAndroidスマホ代表機種のひとつといってもいい「Pixel 7a」を2024年の1月に買った。
ちょっと周回遅れ感がある。2023年にすでにPixel 8が出ているのでPixel 7aといったら旧機種だ。
だが最新機種を買う余裕もなければ、新品でスマホを買う余裕もない2024年の我が身としてはめずらしく5万円未満で世代がちょい古とはいえGoogleのフラッグシップ機を手に入れたのでちょっとうれしい。
では当ブログでAndroidスマホのことを語るのは久しぶりになるがPixel 7aのことについて評価していきたい。
そもそも新品5万未満なんてどこで買えたか
すでにネット上ではPixel 7aの性能評価の話題なんて擦られまくってるから評価そのものより、読者としてはどこで安く買えるかということに興味の大半はあるのではないかと思う。
それはAUのサイトで安く買えたんだ。
え?それって2年縛りとかつけてじゃないの?って思った方は情報不足だ。
ワシも最初はそう思っていたが、サイトを良く読むと単品だけでも買えるようになっていた。しかも47500円(税込み)だった。
これは買いでしょ。
Google Pixel 7a | スマートフォン(Android スマホ)| au
上記はアフィリンクじゃないから何度でもクリックしてみて価格を確認してみてくれ。そして売れてもワシには一円も入らんからww
合否の合な点
画面上で指紋認証
もう何年もまえから画面上の物理ホームボタンが駆逐されてサイドの電源ボタンに指紋認証機能がついたり、あるいはiPhoneみたいに指紋認証からすっかりオサラバ(2023年時点)したりと各社まちまちではあるが、指紋認証のニーズは確実にある。(追記 iPhoneはSEとかっていう機種でまだ物理ホームボタンがあるようだ)
かくいうワシも指紋認証保存協会があれば入りたいと思っている。
そしてPixel 7aには画面に指紋認証機能があるからうれしい。
もっともこの精度がいまいちな気がするんだけどな。会社でマスクした状態では一発で認証されたことが一度もなかったりして。それどころか何度やっても失敗して毎回パスコード入れるはめになってたりして。
とはいえ、指紋認証機能はあればあるにこしたことはない。
指紋を登録しなおしてまた明日からちゃんと指紋で認証してもらえるよう手を洗うぞ。
顔認証
顔認証機能はiPhoneではマスクした状態でも認証できるようになったようだ。ただその精度にはまだ不安はあるが。
そして我がGoogle Pixel 7aも多少なら口元が隠れていても認証してくれるっぽい。
まあぶっちゃけそんなに頻繁にスマホ見ないから多少認証でもたついて最終的にパスコード入れる羽目になってもそんなにイラツカないんだけど。
顔認証一応あるしマスクしててもできるっぽいのがありがたい。といっておこう。
Googleサービス継承(当然)
以前のメイン機はモトローラのmoto g100だった。
こいつは決して悪くなく直前までサクサク動く機種ではあった。機種変更した理由は
- バッテリーがそろそろなあ・・・
- Androidでもおサイフケータイ使いたいなあ・・・
- AppleWatch使ってる手前iPhoneをメイン機にそろそろしたいんだけどeSIMだからAndroidでeSIM対応じゃないとダメなんだよね・・・
ということでほとんど機能性能として不満はなかった。個人的には名機と呼んでもいい。
そして機種変更するときはサクッとアカウントを継承できたような気がする。
ただそれでもパスワードの必要なアプリでは一通り入れ直した気がする。
といってもそれらもちゃんとGoogleアカウントに保存されたパスワードがほぼ自動入力されるから自分でキーをタップして入れ直すということはほとんどない。
ありがたい。
magsafe充電
一番の期待メインはこの機能と次に述べるおサイフケータイ機能だ。
もう尻からケーブル刺さなくてよいんだよ。
それ相応の処置をほどこしたスマホケースに入れておけばガチッとしっかり磁石でくっついて充電してくれる。
ケースに入れてなくてもmagsafe充電器で充電できるがなぜか磁力がちょいと弱い。ケースつけたほうが全般的に密着度が増すようだ。
ここはケチらずmagsafeリングのついたケースまたはmagsafeリングを買おう。たぶん安くても大丈夫。
ちなみにmagsafeとはiPhoneでの磁石充電を呼ぶのであってAndroidでも同様のことができるというだけで実際にはmagsafeとは呼ばないらしい。
おサイフケータイ
Androidスマホを使うようになってもうひとつ初めての機能がこれだ。
この機能がスマホについてたからってそんなに使うかといえば実際にはほとんど使わないんだけど、あって使わないのと最初から無いのとでは雲泥の差なんだ。
やはりあったほうがいざというときに役立つ。そのいざは永遠にないかもしれなくとも。
今ってAUペイだとか、楽天ペイだとかってのを自分はメインで使っているようにバーコード決済が主流になってしまっていてFeliCaによる決済はほぼ使わなくなっている。
使うとしたらSuicaとnanacoぐらいであるが、それらは複数のスマホで同じアカウントで使えないから現在iPhoneのみで使えるようにしてある。
したがっておサイフケータイ機能あってうれしいが実際には使わないということ。
たぶんカメラはいいんだろうよ
カメラ機能についてはあまり興味がない。
なぜならミラーレス一眼カメラを持っていて本格的に撮るならそっちを使うから。
ただどうしてもカメラを持ち歩いていないときにちょっといい写真撮りたいなあってときにはこのPixel 7aが役に立つかもしれないな。
RAWデータが残せるという点がなかなか使えるかもと思う根拠だ。さすがスマホのカメラだしGoogleのスマホだけあって多少暗いところでもビシッとブレないで撮れるのはありがたい。
あとはそこからRAWデータを吐き出してもらってそれを加工する面白さもあるだろう。
▼左がRAWのままの画像で右が加工したもの。実際の景色はこれらの中間ぐらいの彩度だったような記憶。
合否の否な点
ちょっと不満な点もないわけではない。
ロック中にカメラ起動・ライト起動できない←できた
Pixel 7aの設定を見直していたらできたので以下の批判は的外れだった。ただ過去のスマホのジェスチャーから頭を切り替えて新しいジェスチャーを覚えられないと無いのと同じなので注意だ。
画面から操作できることはできるんだが以前まで使っていたmoto g100のときのようなジェスチャーによる起動ができない。
moto g100の場合はmotorora社の固有機能としてスマホをくるくると2回手首で回すとカメラ起動、包丁で切るように2回振るとライト起動というのがあり便利だった。
似たようなジェスチャーはあるにはあるがロック画面ではできない。iPhoneと同じようにロック解除の画面を一度出してからでないとできないのでやや不便。
実際には[設定]→[システム]→[ジェスチャー]→[カメラを素早く起動]という項目で電源ボタン2回素早く押すとカメラ起動するか決められる。
ライトについては設定がなさそう。
それ以外特に無し
上記挙げたのが強いてあげた不便機能の代表であってそれいがいでは、消音ボタンがハードキーでないというぐらいのもので特に不満はない。iPhoneも15からはないからいいんだ。
いずれどのスマホからも駆逐されてしまうだろう。
まとめ
まとめると概ね合格だ。
- 安定のAndroid代表機種
- 数年前のモデルとはいえGoogle製なので数年持ちは期待
- ほかの良い点については以前の記事参照のこと
(Pixel7aにだけいえることではなくAndroid全般の利点)
あとはバッテリーの持ちが1日以上持てばOKなんだがおそらく当面ヘタるまでは1日っていうか朝起きてから夜寝るまでの17時間程度は持つだろう。これが持たなくなってきたら替え時またはバッテリーの交換時期ということでそのときまた考えよう。
Amazonでも売られているときがある。
追記 かこって検索も降臨
Pixelのもっと新しい機種だけしかできないかと少々残念に思っていたら降りてきていた。
かこって検索機能。率直にいってあまり使わない機能だと思うがあればあったで嬉しい。
画面下のなんとかバーを長押ししていると画面の色がぼんやりになって画像を選ぶ状態になる。選んだら即検索に飛んでくれる。