povoとauPAYがギガ活というのをやってくれていたおかげで約1年半ほど携帯電話ほぼ無料で運用できていた。
感謝する。実に良いシステムだった。思い返せば去年(2023年)の初めごろにこのギガ活というシステムを知って大慌てでエントリーして活動を始めたのを昨日のことのように思い出す。
それが先日2024年5月ぐらいの通知でauPAYによるギガ活を終了するとのこと。今後の身の振り方について考えたので結果を公表したい。おそらく2024年の7月末頃からギガ活難民がおおぜいでるだろうから。
表記している料金はすべて10%の税込みにしてある。
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ギガ活の終了について
ギガ活の概要と利便性
ギガ活とは指定された実店舗で規定の金額の買い物をするごとにpovoからギガクーポンが送られてその分量だけ無料通信に使うことができる仕組みを始めとして、いくつか条件をクリアすると通信ギガをもらえて無料通信を楽しめるわけである。
ギガ活|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
ギガ活のサービス終了のお知らせ
ところが、
さまざまなお店やサービスの利用でデータ容量(ギガ)がたまるpovo2.0の「#ギガ活」において、2024年6月30日までの支払い分をもって、au PAY支払いでの特典提供を終了します。
引用:povo2.0、「#ギガ活」のau PAY支払いによる特典提供終了について
このように5月の終わり頃に通知がとどき6月いっぱいでau PAYによるギガ活は終了とのこと。
ギガ活自体は残るがauPAYでの支払いは対象外となる。これは自分にとっては実質全廃と同じことを意味する。
指定のクレジットカード(Nudge(ナッジ)カード)によるギガ活は今後も継続されるようだが今更クレジットカードなんて増やしたくないし還元率でいったら以前の店舗利用によるギガ活にくらべてガタ落ちになる。
1万円ごとに1GBでしかも24時間しか有効でないなんて全廃同然だろ。
ギガ活を通じた節約の実績
ギガ活利用による具体的な節約効果
auPAYをベイシアで使って1年半ぐらい世話になったが通信費ほぼ0円で運用できていた。
なぜなら2日または3日に1回のペースでベイシアで買い物してその都度2000円をちょっと超える程度の買い物をしていたのだ。
ベイシアでの食材の買い物2000円以上で1GB付与され、それが7日間有効なのだ。近所にベイシアがあってpovoを利用していた人にとっては天国みたいなシステムだったはず。
ちなみに4000円の買い物だったら2000円以上で2回決済しないと1GBx2にはならない。
1年半にわたる通信費の節約事例
サービス終了直前の数ヶ月でしかないが以下のような感じでクーポンを使って0円運用をしていた。
使用期限 | クーポンコード(使用済み) |
3/31 | 1GBAA22IHYIZMK!1GBAA42IOVV1QZ!1GBAA42IFAU28Q!GBAA42IFTJ400!1GBAA42IOW0KPX !1GBAA52IL8B5JU !1GBAA56I48AVD7! 1GBAA56I4VU1IY! |
4/15 | 1GBAA60IQU6C6A! 1GBAA77IM4IUG7 ! 1GBAA77IXE4KM2! GBAA94IGZA2DC! 1GBAA19JELFM4V! |
4/30 | 1GBAA27J52HNV3!1GBAA50JM3KLZO!1GBAA57JW8CYJO!GBAA61J1ULBL7!1GBAA61JG4CARS!1GBAA61J5WY2XM!1GBAA66JFPACU9!1GBAA72JJ7T5P1!1GBAA72JZYYE3W! |
5/15 | 1GBAA04KLF0Z33! 300MB03KHC19II! 1GBAA18KSO45FP!1GBAA24KZ0REFD! |
5/20 | 1GBAA28KVVQPEU!1GBAA42KKUV30O!1GBAA42KD932F0!1GBAA48KUJGBE6!1GBAA48KYLJBJ! |
5/25 | 1GBAA55KUAN23S! |
6/1 | 1GBAA68KS0LZH1! |
6/5 | 300MB84K2KF2SK! |
6/10 | 1GBAA98K94RYMB! 300MB1LGQQTPN! 300MB1LB60D2S! GBAA06LUOAPNS! 1GBAA06L8TOZ7K! |
有効期限の日付は最初のうちは半月ごとに区切られていたが、最後の方では5日ごとで区切られるようになっていた。
代替サービスの検討基準
コストパフォーマンスの重要性
代替サービスを使うにあたって主要キャリアを使わないと圧倒的に通信品質に問題があると痛感している。
過去にいくつかの格安SIMを提供している事業者いわゆるMVNOを利用してきたがどれも通信品質とくにスピードで難アリだ。
自慢じゃないけど結構いろいろ使ってきた。
いまもあるかどうか知らんがDMMモバイル,IIJmio,mineo,NIFMO,ワイモバイルなど。
どこもサービス内容は一長一短ありだが混雑時間帯の通信品質がゴミ同然だったのは変わらない。
また4大キャリアでいうとahamoとLINEMOはほぼ内容が変わらないと勝手に思い込んでいる。通話を除くが。
povoはトッピングが様々だが結局どれも先払いしなければならず、ギガを使い切れなかったら損失感を味わうことが予想される。
データ通信量と利用状況に合ったプランの必要性
ということで消去法になってしまうが楽天モバイルが有力なのだ。
20GB以内なら税込み2178円という安さも魅力だ。おそらく個人的には毎月20GBは使わない。
過去のデータすべてではないがクーポンの付与履歴および利用履歴を思い出すと半月でせいぜい7~8GB程度でやっていた。
楽天モバイルの紹介
楽天モバイルの基本プランと料金体系
3GBまでなら1078円、20GBまでなら2178円、20GBを超えると無制限利用可能で3278円という利用通信量に応じた料金体系が魅力ではある。
楽天モバイルの特徴とメリット
- たぶん無いと思うが万一3GB使わない月があれば料金が1078円で収まる
- 個人的に月々20GBは使わないのでおそらく毎月2178円で収まる
- 楽天リンクアプリ経由での電話なら無料!(条件によってやや違いあり)
現在povoを第一回線として、楽天モバイルを一応サブ回線として使っているがカバーエリアはpovoに比べると地方ではまだら模様が多い。
カバーエリアは他のキャリアに比べて微妙にまだら模様だったりするが今後に期待したい。
▼これがpovoのカバーエリアで長野県木曽町付近の地図だ。なんでこんな辺鄙な田舎の地図かよって思うかもしれないが、都会はどこのキャリアでもカバー率100%に近いんだ。問題は田舎に行ったときに使い物になるかどうかだから。
そして▼こちらが楽天モバイルの同じ場所のカバーエリア。上記povoの黄色いエリアと比べるとかなり虫食い状態に見えるのがおわかりいただけるだろうか。
実質的には田舎では楽天モバイル一択というのはかなり不安で死に直結しかねないと個人的には思っている。だからほかのキャリア回線は命綱として絶対必要。
楽天モバイルの料金比較
ギガ活利用時との費用対効果の比較
ギガ活でギガのクーポンがもらえるといってもそれなりに多少の費用はかかっていた。
まずうちの近くでいうとマミーマートという安めのスーパーがあるが、そこより僅かながら総合的に単価が割高であるということ。
そして自宅からの距離がベイシアまでが約4kmあり、マミーマートが1kmあるかないかといったところ。燃料費のコストも違っている。
さらにその距離の移動にかかる時間も当然ながら違ってくる。2000円ごとに1GBもらえるといってもそこそこコストが掛かっていたんだなあと今更ながら実感する。
そのコストに見合う効果はというと無料の通信費で1年半ものあいだ回線維持のために最低限のトッピングと旅行時のモバイル使いまくり用の利用以外では0円で済んだ。
普通どこの携帯電話会社を使っても毎月15GB程度使えば数千円はかかるはず。
楽天モバイルでは嫌でも毎月1078円(3GB)かかる。
他の主要キャリアとの料金比較
- ahamo=20GB固定2970円でそれ以上だと100GB4950円
- LINEMO=3GB固定990円20GB固定2728円
LINE系は個人情報がダダ漏れするからできれば使いたくない - 楽天モバイル=3GB固定1078円で20GB固定2178円、20GB超3278円
- povo=3GB990円、20GB2700円、その他細かすぎるので下記に表
データ容量(利用可能期間) | 料金/回 |
---|---|
使い放題※1(24時間) | 330円 |
1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 |
20GB(30日間) | 2,700円 |
60GB(90日間) | 6,490円 |
300GB(90日間) | 9,834円 |
使い放題※1(7日間)12回分※2 | 9,834円 |
150GB(180日間) | 12,980円 |
povo2.0料金プラン詳細|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
結局MVNOは論外として選択肢はahamoかpovoか楽天モバイルということになってしまう。LINEは会社の体質が改善されたら再考する。
楽天モバイルの追加特典とサービス
楽天ポイントの活用方法
楽天モバイルを使えば当然ながら楽天ポイントが付与され、現金と同様にあちこちで使える。
楽天エコシステムとの連携によるメリット
楽天モバイルを契約していると楽天市場で買い物するときにポイントアップ(+1倍だったか)の対象になる。
楽天モバイルへの移行手続き
移行に必要な手続きと注意点
特になしで簡単にやった。
povoの2回線目を楽天モバイルに移行したときはあっさりやってしまいブログ用になにも残さなかった。
番号そのまま移行ならpovoであらかじめ予約番号を取っておく程度の注意点しかない。あとはガイダンスにしたがってやるだけ。
実際の移行体験とスムーズな移行方法
2回線目のpovoから楽天モバイルに乗り換えたが数十分程度で移行できた。▼ここのページからMNP番号を発行してから何日か以内に乗り換え先のサイトで手続きすればいい。
解約|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
そして▼ここのページから手続きをする。
楽天モバイル
結論と今後の展望
楽天モバイルを選ぶ理由のまとめ
楽天モバイルを選ぶ理由には、以下のような点が挙げられる。
- 料金の安さ:
– 楽天モバイルは、シンプルで競争力のある料金プランを提供しており、特にデータ無制限のプランは他のキャリアと比較しても魅力的な価格設定である - 楽天ポイントの活用:
– 楽天経済圏の利用者にとっては、楽天ポイントが貯まりやすく、貯めたポイントを月額料金の支払いに充てることができる - 楽天リンクアプリの無料通話:
– 楽天リンクアプリを利用することで、国内通話が無料になるため、通話料金を気にせずに利用できる。 - シンプルな契約内容:
– 契約期間の縛りや解約金がないため、自由に契約や解約ができる。これは、利用者にとって大きなメリットといえる。 - 高速データ通信:
– 楽天モバイルは、独自の4Gおよび5Gネットワークを構築しており、高速で安定したデータ通信を提供している。(ただし都市部) - eSIM対応:
– eSIMに対応しているため、物理的なSIMカードの入れ替えが不要で、より便利に使うことができる。新規契約はもちろんMNPによるキャリア変更でもeSIMなら即、使い始めることができる。 - 国際ローミング:
– 海外でも利用可能な国際ローミングサービスを提供しており、旅行や出張時にも便利である。
これらの理由から、多くのユーザーが楽天モバイルを選んでいる。(特に都市部)それぞれのユーザーのニーズに合わせて、楽天モバイルのサービスが適しているかどうかを判断すると良いだろう。
今後の期待と展望
地方へよく遊びに行くなら楽天モバイル1本にするのは危険ということがまず思いつくことだが、そのほかにもいくつかあげてみる。
- ネットワークの拡大と改善:
– 楽天モバイルはまだ比較的新しいキャリアであり、ネットワークのカバーエリアや品質の改善が進行中である。特に地方や郊外でのカバーエリアの拡大が期待される。
– 5Gネットワークの展開をさらに進め、より高速で安定した通信環境の提供が期待される。 - サービスの多様化:
– 通信以外のサービスとの連携を強化することで、楽天経済圏全体での利用価値が向上することが期待される。例えば、楽天市場、楽天銀行、楽天カードなどの他のサービスと連携した特典やキャンペーンが増えることが予想される。 - 技術革新:
– eSIMの普及や新しい通信技術の導入など、技術革新による利便性の向上が期待される。また、IoTやスマートシティ向けのソリューション提供にも注力する可能性がある。 - 競争力の強化:
– 競争が激化するモバイル市場において、他のキャリアとの差別化を図るために、料金プランのさらなる見直しや新しいサービスの導入が期待される。特に、データ無制限プランのさらなる強化や、特定のユーザー層に特化したプランの提供が考えられる。 - 国際展開:
– 海外市場への進出や国際ローミングサービスの強化など、国際的な事業展開にも期待が寄せられる。特にアジア市場でのプレゼンス向上が考えられる。 - サステナビリティと社会貢献:
– 環境に配慮したネットワーク構築や、地域社会への貢献活動を通じて、企業としての社会的責任(CSR)を果たす取り組みが進むことが期待される。
楽天モバイルは、今後も技術革新とサービス改善を続け、ユーザーに対してより良い価値を提供することが求められている。これにより、競争の激しいモバイル市場での地位を確立し、さらなる成長を遂げることが期待される。