ネットワークカメラというのが安く売られているので買ってみました。3500円ぐらいになってました。
実際に「使うの?」とか「四六時中部屋にカメラ向けてて正直プライバシーとか危なくね?」なんて声もネット上では見かけますし、自分でもちょっと心配ではあります。
しかし、それよりも大事な大事な猫ちゃんを真夏でも見ていたいという願望のほうが強く、あとはネットワークカメラを仕込んだ場所では「やましいこと」をしなければいいだけの話です。
あとはカメラの前で現金をどこかに仕舞うという動作をしないようにちょっと気をつければよいだけですので取り付けてみましょう。
【関連】
自分で首振りするネットワークカメラ
Victure 1080P ネットワークカメラ FHD WiFi 屋内ワイヤレス防犯カメラ 動体検知 暗視撮影 家庭監視ディスプレイ 双方向音声 ベビー/ペット/老人見守り
¥ 3,999(2019/08/04 13:43時点の価格)
平均評価点:
いつまで続くかわからないけど500円オフのクーポンが画面にでていて3500円ぐらいで買えました。できればもう一つ追加で買っちゃいたい気持ちもある。ただし設置場所に迷うな。
同梱品
箱は冒頭写真のとおりです。コンパクトさは普通です。
では中身を確認してみます。
▼これが本体です。ちょっとしたロボット風です。横方向355度回転、縦方向は−20〜80度ぐらいの回転域っぽいです。
▼後ろ側にはアンテナがついているのと、横にはおそらくスピーカーかマイクの穴です。遠隔でアプリを開いている人と会話ができちゃいます。
▼真後ろにはLANポートと電源投入用MicroUSBポートがついています。
▼底にはカメラネジを入れられる穴と周りに付属専用ブラケット取り付け用の溝が開いています。一応技適OKマークもついています。
▼頭部分をやや上に向けるとMicroSDメモリを入れられる穴も見えます。サイズは8〜64GBの対応です。一緒にリセットボタンもありますが本体のリセットなのかMicroSDの初期化なのか不明です。あまり使うことはないでしょうからここは気にせず進みます。
▼本体の他にはACーUSBアダプター、MicroUSBケーブル(1.5m)、壁取り付け用ブラケット、同じく取り付け用ネジとアンカーです。
▼ACアダプタはUSB電源をアウトプットするタイプで出力は2000mAh(2A)となっています。iPhone用を転用しようとするとちょっとパワー不足になるかもしれません。なにしろ本体はモーター内蔵で首振りできますから。
▼最後にマニュアルですが日本語でも表記されていますからほとんど迷わず設定できるでしょう。
アプリインストール
マニュアルに書かれているバーコードを撮影してアプリのストアに飛んでもいいし、アプリのストアでIPC360というアプリを検索してインストールしても使えます。
ちなみに重要なことですが、上記画像の中のアプリ動作時の丸い半球形パノラマ写真はこのカメラでは実現できないと思われます。なにか別のカメラを使ったときにこのような半球形パノラマ写真が撮れるのでしょう。
天井に設置
リビングルームといってもそこらに置いたのではまた邪魔になるし、間違ってコードを引っ掛けてふっ飛ばしてしまわないとも限りません。
ここは是非天井に取り付けたいところです。幸いにも天井に取り付けできるようなブラケットとネジが付属しています。
▼ブラケットを天井の適当な位置に付属ネジで固定しました。万一落っこちる危険があるならアンカーも併用したほうが良いでしょう。
▼そしてそこに今回のネットワークカメラを取り付けます。
▼電源ケーブルをコンセントまで繋げたら電源が自動で入り設定状態になります。
ちなみに天井にはこんなようなライティングレール這わせてます。
それとこういうのも。
主な機能
- 運動検出
- 定時撮影(3箇所、3時刻)
- 連続録画
- スマホとインターホン機能
- アカウント追加によりカメラ共有機能
ここでは全部説明しません。想像してください。
操作
アカウント(ユーザー)登録&Wi-Fi設定
MicroUSBケーブルで電源と繋げたら自動で電源が入り最初は設定モードになります。
最初にやることはユーザー登録です。ユーザー登録しないとカメラとリンクできないようです。
メールアドレスを入力するとそのアドレスにパスコードが送られてきますのでそれを入力すると本人確認完了という流れでその後は自分で決めたパスワードを登録してアカウント(ユーザー)登録完了です。
その後新しいカメラを登録する画面に遷移しまして使用中のWi-Fi(2.4G)のパスワードを登録します。そうすればカメラも使える状態になります。
このあたりの操作はなにもマニュアルなどなくともガイダンスに従って操作すればスマホ操作に慣れた方なら誰でもスムーズにできると思います。
360度パノラマビジョンのよるナビゲーション画面を生成
カメラを登録したら今度は設置場所のパノラマ撮影をしてそれを操作のナビゲーションとして使うということをします。
これって一旦360度パノラマ写真を撮っておいて、その見たい位置をタップすることでカメラの角度を一気に変えることができるためのものです。だから面倒ならやらなくとも済ませられます。でもやっといたほうがその後の操作が楽です。
▼こういう画面で順繰りにカメラの首が回転してパノラマ撮影をします。15枚撮影したら合成してパノラマナビゲーション画像が完成します。
部屋の俯瞰&逆さ映像の修正
そしてパノラマ画像が生成されたら部屋を俯瞰できますが、なんかちょっと映像が逆さっぽいきがしますね。
天井から撮影しているのでデフォルトだと逆さの画面になってしまっているのです。
これを改善するには個々のカメラ(カメラは複数管理できる)の設定(歯車アイコン)画面で撮影角度→水平ノーマルを水平(反転)に切り替えると良いでしょう。カメラが裏返しになっているときは水平(反転)にすると治ります。
▼こんな感じに上から普通に見下ろしている映像になります。
その他できること:定点定刻撮影
上に画面で左に時計マークがありますが、定刻スナップショットが残せるようです。
予め写したい角度をカメラで決めておいて時計アイコンをタップし時刻を合わせます。そうするとパノラマナビゲーション画面のその位置に△と!のアイコンが表示されます。この位置で定刻撮影する設定になっているということです。
家の中だとあまり使いみちはないかもしれませんが、外の防犯カメラとして使うとしたら定点&定刻撮影は多少意味があるかもしれません。
MicroSDに録画できるのとクラウド録画(有料)できる
MicroSDを入れておくとドライブレコーダーみたいにエンドレスで録画(古いデータは消えていく)してくれるようです。
またクラウド録画もいくつかオプションがあって月額安いものだと月150円からみたいなのがあって、おそらくこの本体が安かったのもクラウド利用に導きたいという思いがあるからでしょう。
まあ個人的にはクラウド保存は間違ってもやりませんが、最大64GBまで入れられるMicroSDメモリで何時間あるいは何日連続録画できるのか不明なのでちょっと謎です。
鳥かごに鳥を入れずにはいられないようにMicroSDスロットが空いているとついつい入れずにはいられないようになるかもしれません。64GBぐらいならそんなに高くないですし。とはいえ録画しておいて後で見る機会あるか?
空き巣狙いにでも入られたら録画の価値はありますが、それでも精神的ダメージは計り知れないでしょうからあまり録画しておくのもどうかなと思います。
ただペットが家族の留守中いたずらして仕方ないとかっていうときには録画しておいてペットの挙動を後で見るのも意味があるでしょう。
何にしてもやや夢が膨らんでどうやって活用していこうか少しワクワクします。
アレクサとも連携できるらしい
一応アレクサのスキルにPuwell Cloudというのがあって連携できるようです。やってみました。
確かに連携そのものはエラーにならずにできましたが、我が家にあるアレクサがディスプレイなしのためか「アレクサ、ルームカメラを見せて」と言ってみても「この端末では操作できません」と言われてしまいました。
echo showだったらできるのかな。
感想
- 画質・・・HD画質で悪くない。ただし通信速度によっては画質が鮮明になるまでに少々時間を要する
- 音声・・・あまり鮮明な音声ではない。でも値段からしたら十分。
- アプリの操作性・・・悪くない。半球形パノラマが表示できないのが少々残念だが部屋の中を見るには十分。
- 難点・・・今の所そんなに感じない。もっと毎日使っていていざという事態に遭遇すると具体的難点が見つかるかもしれないがいざという事態に遭いたくない。
総じて安くて良い商品だと思います。あとは耐久性ですね。これは未知数です。
Victure 1080P ネットワークカメラ FHD WiFi 屋内ワイヤレス防犯カメラ 動体検知 暗視撮影 家庭監視ディスプレイ 双方向音声 ベビー/ペット/老人見守り
¥ 3,999(2019/08/04 13:43時点の価格)
平均評価点:
【追記】意外と致命的な欠陥あり
毎日アプリを開くというわけではありませんが、ときどきアプリを開いては猫の様子を見たり、家族がぐーたらしているところを見たりなどどうでも良い使い方をしているのですが、一点大いなる欠陥を発見しました。
それは1日に3回決めた方向に向けて録画できるという機能についてです。
3方向角度を決めてそれぞれ時刻設定をできるのは良いのですが、それらすべてカメラは水平方向でしか設定されないということが判明しました。
当記事で紹介しているように我が家の場合、邪魔にならないように天井に貼り付けて設置しました。
そうなるとカメラが水平を向くということはほぼ天井しか映さないということです。確かに設定時はカメラの方向をX方向とY方向で位置決めしてから時刻を決めて登録という流れになってはおりますが、実際に登録されるのはX方向と時刻だけです!!
したがっていつの間にかカメラは天井を向いていて録画しているのです。だったらこれって登録しないほうがまだ自分がカメラの位置を決めたまま動かずにいるからマシかなと思いました。
これを使う人は最初「イイねこれ」って思うかもしれませんが、時間を決めての方位変更機能は天井設置では逆効果です。テーブルとかに置いておくには役に立つ機能かもしれません。
以上が自分にとって致命的な欠陥と思われる機能でした。
【追記】
その後、何年か経ちましたが余っているスマホを監視カメラとして活用できるような良いアプリが出ていたので今ではすっかりスマホが家中にぶら下がってますwww